【20代】でも変形性膝関節症は始まっていた!若くても筋力は衰える!

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20代、既に変形性膝関節症は始まっている

変形性膝関節症といえば、一般的には50代、60代以降から発症するものと思われがちですが、実際には20代からでも始まっているともいえます。

 

 

まさかそんな?と思われる人も多いかも知れないですが、なぜ変形性膝関節症は20代から始まっているといえるのか?を知るために、まずは膝の構造を見てみます。

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参照元:変形性膝関節症 – Wikipedia

 

膝関節は大腿骨と脛骨をつないでいる関節で、大腿骨と脛骨の先端は関節軟骨で覆われています。

 

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参照元:関節痛(変形性関節症)の原因|からだの症状|くすりと健康の情報局

関節軟骨と関節軟骨の間には、関節腔(かんせつこう)があり、そこには関節液があります。

 

 

関節液は潤滑油としての役割があり、関節をスムーズに動かすためにサポートしてくれる液体。

 

 

軟骨と関節腔(かんせつこう)を覆っているのが滑膜(かつまく)と呼ばれる薄い膜。

 

 

滑膜の外側には関節包と呼ばれる袋状の組織があり、この関節の全体を覆っているのが靭帯です。

 

 

靭帯は、大腿骨と脛骨、膝骸骨をつなぐ役割をしていますが、この靭帯を外側から支えているのが筋肉です。

 

 

変形性膝関節症は、軟骨や骨が変形することによって、関節に腫れや痛み、それに動きにくさがでてくる病気です。

 

 

変形してしまう原因は、加齢による筋肉の低下と新陳代謝の低下、そして関節への負担が大きくなる肥満です。

 

 

過度な運動により、関節に大きな圧力がかかり続けたり、外傷や遺伝によって発症することもありますが、ほとんどは加齢と肥満。

 

 

さて、そんな変形性膝関節症がどうして20代から始まっているといえるのでしょうか?

 

 

そのポイントは関節の靭帯を支えている筋肉の衰えです。

 

20代からの筋肉の衰えが変形性膝関節症の原因

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参照元:メタボより怖い「筋肉減少」!転倒・骨折・寝たきり・要介護の原因にも-QLife

人間の筋肉は20代をピークにだんだんと衰えていきます。

 

 

日々定期的な運動をするなど、意識的に筋肉を維持していかない限り、衰えていくのは仕方のないことです。

 

 

20代になれば、多くの人は仕事やプライベートで毎日の生活で忙しくなり、筋肉を維持するためのトレーニングも時間が取れずにできない人がほとんどでしょう。

 

 

こうした生活環境は何も珍しいことではないですが、この生活環境のまま30代、そして40代ともなれば、さらに筋肉が衰えるのはむしろ自然なことだといってもいかも知れません。

 

 

筋力が落ちてくれば、関節を覆っている靭帯を支える力が弱くなり、その結果として膝関節に対して負担がかかりやすくかり、その負担が大きくなっていきます。

 

 

膝関節への負担が大きくなれば、だんだんと骨と骨の間の隙間が小さくなり、最終的には関節軟骨同士が接触するまでになります。

 

関節軟骨が接触すれば、その衝撃によって、関節軟骨はこすれることによってすり減っていきます。

 

関節軟骨がすり減ったとしてもすぐに痛みは感じない

実は、関節軟骨には神経が通っていません。

 

神経が通っていないので、関節軟骨がすり減っていく段階では痛みは感じる事はほとんどありません。

 

ですが、関節軟骨のすり減りが進むと、神経が通っている骨同士が接触するたびに痛みがでてきます。

 
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参照元: CBP 骨と成長ホルモンに働く新素材|DHCサプリメント研究所

また、すり減った関節軟骨の破片が滑膜を刺激し、刺激された滑膜が炎症を引き起こすことによっても痛みがでてきます。

 

これらの症状は、元をたどれば靭帯を支える筋肉の低下が原因。

 

だから、筋力の低下が20代から始まっていることを考えると、変形性膝関節症は20代から始まっているといえるんですね。

 

さらにいえば、関節自体もまた20代になれば衰えてきます。

 

関節自体の老化もまた変形性膝関節症を引き起こす原因

関節軟骨を構成している成分は、水分以外では、コラーゲン、プロテオグリカン、グルコサミン等々です。

 

 

これらの成分はどれも保水機能が高く、関節軟骨がクッションの役割として機能するために、水分をたっぷりと含んだスポンジのような構造になっています。

 

これらの成分が十分に備わっている状態であれば、関節軟骨の水分をより多く保つことができるために、少しぐらいの衝撃や負担があったとしても、吸収する事ができます。

 

 

ですが、20歳を過ぎてくれば、これらの関節軟骨を構成している成分もまた減少し始めます。

20歳を過ぎる頃から、プロテオグリカンやコラーゲン、Nアセチルグルコサミンなどの保水成分が減少し始めます。それに伴い軟骨から水分が減っていき、クッションの役割が徐々に弱まっていきます。
「膝の痛みはたちまち軽くなる!」P31より引用

 

 

関節軟骨を構成している成分が減少してくと、クッション機能は弱くなり、クッション機能が弱くなれば、関節軟骨はさらにすり減っていきます。

 

 

そして、関節軟骨がすり減れば、骨同士の接触、すり減った関節軟骨の破片が滑膜を刺激して炎症を招き、痛みがでてきます。

 

 

膝の痛みを感じるのは50代や60代以降であったとしても、変形性膝関節症は20代から始まっている、ともいえるのです。

 

20代から始まる変形性膝関節症の予防・対策

こうしたまだ若い20代からも変形性膝関節症が少しずつではあっても進行していることを考えた場合、日頃から対策として予防しておくことは、年齢を重ね50代、60代になったときに、元気に動きることができる体作りのためにもとても大切。

 

 

変形性膝関節症は、筋力の低下、関節自体の老化によって、さらには肥満などによって膝関節への負担が大きくなることにより引き起こされる病気であり、これらの要因を完全に予防することはできないにしても、一定の対策をしておくことは老後の人生を楽しいものにするために有益なことです。

 

 

そのためには、日頃から定期的に運動する(肥満の予防にもつながる)、関節軟骨の栄養源となる栄養素摂取することができる食事をとる、といった事が予防につながります。

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